「待ったなしのバイリンガル教育」における宣言
リングアパックスアジア 2018年

バイリンガリズムは、言語の自由への理解と同義であるといえる。
バイリンガリズムは、我々が、今日、そして未来において、社会で使う言語について選択をすることを意味する。
言語多様性は十分機能するものであり、また社会に貢献するものでもある。

  • バイリンガリズムは、個人の経験を豊かにし、公平さを再興し、そして生涯に亘り我々の生き方と生活を育むものである。
  • バイリンガリズムは、人々を支えるものである。バイリンガルの人たち、話者と手話者、への理解は、社会における言語の機能を研究する関係組織には必要である。
  • バイリンガリズムとバイリンガルの人たち、大人も子どもも、政策と法によって、また、権力と資源によって保護されなければならない。
  • バイリンガリズムは、行動の善悪の基準となる道義的秩序の一部であり、個々人のアイデンティティ、ライフコース、そして人に関わる政治の一部である。

リングアパックスは、バイリンガリズムおよびすべてのバイリンガルの人たちの人生を肯定的に認識するための入り口を構築することに勉めます。




言語復興の未来と価値: 理論的考察と事例研究

[編者]桂木隆夫+ジョン・ C ・マーハ
「言語と平和」=「言語の多様性が平和をもたらす」という考え方に基づくマイノリティ言語復興ネットワークの可能性を、理論的・実践的に展望する。(日英バイリンガル版)

定価=本体 4,000円+税
2016年12月28日/A5判上製/340頁/ISBN978-4-88303- 415-4

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